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旅立ち

シュウベルトのことでは大変ご心配をお掛けし、申し訳なく思っております。

にもかかわらず、温かいお見舞いコメントを頂き本当に有難うございました。

シュウは今朝がた、3:10 虹の橋を渡り、自由の身になりました。たくさんお友達ができて、また優しい二本足さん達に撫で撫でしてもらって、喜んでいると思います。

なんだかピンクの洋服を着せたらウサギかキツネのようになって、また前足にはシュウのお気に入りのおやつやグリーンドッグで取ったばかりの美味しいフードを抱いて、へそ天状態で眠っています。


色々残念なことばかりが浮かんできて、私自身、精神的にえらいことになりそうな予感がしますが、九州の両親の介護帰省といったことがさっそく予定に入ってきて、近々悲しんでいる余裕もなく飛行機の予約を取らなくてはなりません。たったいま、ソーシャルワーカーさんから電話があり、特養ホームの見学に同行してほしいとのことでしたので、了承したところです。

シュウは私が悩んでいるのを、知っていたのだと思います。犬は敏感な動物ですから、飼い主が何を考えているかわかるのです。シュウを連れて行くと実家の父にひどいことを言われるし、本当にシュウが可哀相でした。

実家の父が、入院中、病室に変わった爺さんがいて腹を抱えて笑ったというので、どんな話かと聞いてみると、そのお爺さんが一緒に暮らしていた愛犬を亡くされて、オイオイ泣いておられ、「たかが自分の犬が死んだぐらいでオイオイ泣いておらすけん、たいがな(とても)可笑しかった~」 と大声で笑うのです。お前も可笑しいと思うだろうが・・・と言うので、私は黙っていました。

私の父はそんな親なので、シュウベルトが死んだ事は口が裂けても言いません。大喜びするからです。これでやっと犬連れて、こっちに来なくてすむし、ゆっくりしていけるだろうと言うに決まっています。

人間として、恥ずかしく、情けなく、生きていることを無意味に感じてしまいます。

by syu_beruto73 | 2011-06-02 10:14 | 雑感